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【働き方改革】や【ブラック企業】【ブラック労働】

5月22日放送のガイアの夜明け『もう一つの働き方改革 切り捨てられる「働く障がい者」たち 新たな“ブラック労働”に斬り込む』の回、見ましたか?

いずれは卒業して就職し、生活費を稼いでいかなくてはなりませんが、【働き方改革】や【ブラック企業】【ブラック労働】と気になるキーワードですよね。

もし自分が病気やけがなどで重い障がいを負った時、その後、働き続けることはできるのか?そして成果を上げて、やりがいを見いだしていけるのか? 健常者だけの目線ではない、ハンデキャップを負った人々と共に進める「働き方」を考える…それが今回の話のメインでした。

今年の4月から、国は社員50人以上の「一般企業」に対し、障がい者の法定雇用率を2.0%から、2.2%に引き上げました。障がいのある人も「企業」で働ける環境を整えるよう、その門戸を開く方針を打ち出しているのです。

企業にとって障がい者を雇用し、健常者と共に働ける職場作りを進めるにはどうしたら良いのか?試行錯誤が始まっていますが、その一方で、障がい者の就労支援のはずが、ずさんな経営から障がい者を突然解雇する事業所が、次々に出ているというのです。

昨年11月広島県のA型事業所「しあわせの庭」が経営破綻し、利用者112人が突然解雇されました。「就労継続支援 A型事業所」とは、一般企業での就労が難しい重度の障がい者が働く場のことで、事業者(雇用主)が雇用契約を結び、最低賃金以上を支払う制度です。

このA型事業所には、国から助成金が出るため、「助成金目当て」の乱立状態が指摘されており、厚労省が『助成金をそのまま利用者の給料にしてはいけない方針』を強化したことで、障がい者を大量に雇用し、助成金目当てに事業所を運営することができなくなっていたのです。その結果、障がい者を使って「助成金ビジネス」をしていた事業者は、次々と経営破たんしているというのです。

突然解雇された障がい者にとっては、辛い話です。酷いケースは、後半の賃金までも未払いのまま…。姉妹サイトのブログでも、以前【同じ日本人として許せない『弱者を食い物にする』日本人】というタイトルでブログを書かせて頂きましたが、何とかして欲しいものです。ちなみに、そのブログはこちらです。
https://www.aeplan.co.jp/blog/detail/699

番組の後半で紹介されたのは、10万人に1人の難病を抱える重度障がい者・佐藤仙務さん。寝たきりで、自分で動かせるのは左手の親指だけという佐藤さんは、7年前、同じように重度の障がいを抱える親友と共に起業しました。その名は「株式会社 仙拓」。

パソコンを使う作業なら自宅でも出きるし、障がいを持つことでのマイナスはありません。当初は、名刺やホームページの制作が中心だったそうですが、現在、テレビ電話を使い、障がい者が、高齢者にカウンセリングを行う新たなシステムの開発に挑戦中です。

高齢者が生き生きとしていた時代にタイムスリップさせる、カウンセリング技法「回想法」は、介護予防や認知症予防になると注目されているそうです。この方法を障がい者が習得し、施設にいる高齢者にカウンセリングすることで、ビジネスになるのです。重い障がいあっても、働ける、稼げる。前向きに、ビジネスで切り開く佐藤さんの「働き方」革命は、学ぶところの多いものでした。

精一杯考えるからこそ切り開けていく道。応援したい気持ちで一杯になりました。

さてさて、前回のブログのパスワードですが、「アトバシュ暗号」ネットで調べると自動変換してくれるサイトもありましたね。ということで答えは「heart」。一応、対応表も付けておきますね。

 

 

 

 

こちら姉妹サイトも宜しくお願いします。