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アニメ映画「この世界の片隅に」

NHKのアナザーストーリーズ 運命の分岐点で放送された回【「この世界の片隅に」〜戦後世代が描く“戦争”】をご覧になられましたか?随分と前になりますが、今年の3月15日に放送されたものです。

2007年1月に漫画雑誌で連載が始まり、コミックスの発行部数が180万部を超えた漫画『この世界の片隅に』。アニメ映画化もされたので、映画で拡散され社会現象となったことで作品に触れた方も多かったのではないかと…。原作者は広島出身の【こうの史代】さん。

戦争の悲惨さを描くのではなく、戦時下でも、当時の日常を描くことで身近なものとして捉え、ひたむきに生きる女性や家族、隣人たちの日常を忠実に見つめた異色の作品となっています。それは次世代の漫画家たちに影響を与え、新たな戦争表現の可能性を切り開いていったのです。

劇場アニメーション映画は、2016年11月12日より全国公開され、封切り日の公開館数こそ63館ほどでしたが、徐々に公開規模を拡大し、2017年1月22日時点で公開館数198館・興行収入15億円・動員数110万人を突破しているといいます。第90回キネマ旬報ベスト・テン日本映画ベストワンおよび監督賞、第71回毎日映画コンクール日本映画優秀賞・音楽賞・大藤信郎賞、第41回アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門審査員賞(準グランプリ)などを受賞しています。

映画公開後、上映館が順次増えていったことで日本国内のいずれかの劇場で上映され続け、2019年12月19日まで1,133日に渡る日本のアニメ映画史上最長となるロングラン記録を打ち立てています。翌20日には、追加シーンを加えた「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」が公開されたとのことですので、それ以前に見た方は、再度見直すのも良いかも知れませんね。

膨大な情報収集と聞き取り調査を重ね、忠実に戦時下の広島を描いているそうなので、当時の様子もうかがい知る事の出来る秀作となっています。是非、一度は見て欲しいアニメーション映画です。間もなく終戦記念日…平和な国に生まれた事に感謝しつつ、今もウクライナという国が酷い目に遭い続けている事に思いをはせて・・・

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