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巨大企業の器の大きさ、挑戦者魂、感服しました!!

12月6日放送のカンブリア宮殿『大躍進!ららぽーと&都市開発 デベロッパー王者の飽くなき挑戦!』の回、見た人はいますか??

1981年、国内初のアメリカ式ショッピングセンターを開業し、現在14店舗を展開する "ららぽーと"。似たようなショッピングモールが次々とオープンしていますが、パイオニアは”ららぽーと船橋店”が最初だったんですよね。客を飽きさせない店舗展開で業績を伸ばすららぽーと。

そんな"ららぽーと"を仕掛けたのが、不動産業界のトップを走る三井不動産。JR東日本が登場した時もビックリしましたが、今回もなかなかの驚きでした。"ららぽーと"の強さの秘密には"小売業"ではなく"デベロッパーの三井不動産"だからこそできる『街づくり』と、常にチャレンジする商人魂"越後屋"のDNAが、そこにありました。

三井不動産の起源は、1637年、東京日本橋に三井高利が創業した『越後屋』にまで遡ります。時を経て、財閥・三井は不動産部門を分離し、1941年に三井不動産が設立されました。以降、日本初の超高層ビル『霞が関ビルディング』や日本初の高層マンション、さらに日本初のアウトレットモールなどを手掛けるなど、日本初の革新的な事業に取り組んできた三井不動産。また東京ミッドタウンなど、集客力のあるビルの開発にも力を注いでいます。

そして今、“残しながら、蘇らせながら、作っていく”を合言葉に、三井不動産は、ビルの屋上に追いやられていた神社を再生したり、伝統ある老舗を活かしながら新しい店構えを設けたり…若者も立ち寄れる街へと日本橋を再生しています。姉妹サイトでご紹介させて頂いた【フランスパン最高峰のメゾン・カイザー】が入っている”コレド日本橋”や、同じく姉妹サイトで紹介させて頂いた【身体によい”くず餅”を作る船橋屋】の入った”コレド室町”も三井不動産が仕掛けたものです。

今年9月“ららぽーと名古屋”が開業。全217店舗のうち、愛知県初出店のショップは、49店舗で、オープン初日から大行列。客の目当ては食事、買い物、そして一日時間を楽しく過ごせる施設の充実にあります。集客力の高い“ららぽーと”の裏には、三世代が楽しめる幅広いジャンルの店作りや、客のニーズを睨んだテナントの入れ替え、更には不動産業を活かしたマンションの併設などがあります。ららぽーとが出来ることで、街全体に活気が生まれていくのです。

そんな活気が出た街の一例として、我が家の近くが取りあげられていました。それが、東京秋葉原からつくばエクスプレスで30分ほどの場所に位置する、千葉の『柏の葉スマートシティ』。公・民・学の協力の元、駅前に立つ“ららぽーと柏の葉”を中心に高層マンションの建設やオフィス・大学の誘致などを行い、未来型の街づくりを目指しています。

我が家も時々利用させて頂いている”ららぽーと柏の葉”ですが、太陽光パネルを利用したエネルギーの活用をはじめ、見た事のなかったマンションエリアには、無料でのワーキングスペースや、ベンチャー企業の為の低価格な貸事務所などまで配備し、未来に向けての開発にまで支援の手を広げています。不動産の枠を超えた事業・・・デベロッパーの王者として、三井不動産の飽くなき挑戦、流石でした。

いつもの『村上龍の編集後記』には、こんな事が書かれていました。
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挑戦し続ける、アグレッシブな巨大企業。沿革には、「日本初の」という言葉が並ぶ。最初に「ららぽーと」を開発したとき、リスクが大きいという指摘もあった。だが、リスクのないチャレンジというのは存在しない。リスクへの自覚があるから、リサーチを含む準備を万全に近づける。成功後も、「ららぽーと」には、人材・資源が投入され、集積されることで、強力なブランドとなった。しかし巨大企業・組織が、挑戦者であり続けることは簡単ではない。「我々には満足という概念がない」という周知の徹底だけが、大企業病を免れる。
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社長の座右の銘では・・・
「人事を尽くして天命を待つ」
・・・こう書かれていましたが、器の大きさ、大企業に相応しいトップの人間像を見せて頂いた気がします。余談ですが、姉妹サイトで登場した2つのお店の回のご紹介…
コレド日本橋・メゾン·カイザーのブログの回
コレド室町・くず餅の船橋屋のブログの回

それでは、いつもの次回ブログの暗号問題ですが、つい最近ご紹介させて頂いた【忍び伊呂波】から・・・
この特殊な漢字を読み解いて、得られた答えを小文字の英語にしてお答えください。ではでは。

こちら姉妹サイトも宜しくお願いします。