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映画『8年越しの花嫁~奇跡の実話~』のご紹介

先日、映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』を観ました。2017年の12月に公開された実話をもとにして作られた映画で、第41回日本アカデミー賞で、人気俳優の佐藤健さんと土屋太鳳さんが、それぞれ、優秀主演男優賞・優秀主演女優賞を受賞しています。随分前から観たいとは思ってたいたものの、なかなか観る機会がなく、ようやくと言った感じです。

主人公となる中原尚志さんと麻衣さんは、30代の夫婦。2007年3月11日の結婚式を控えていた2006年の年末。幸せな2人を襲ったのは、麻衣さんがかかった抗NMDA受容体脳炎という難病でした。麻衣さんは、6年にわたる長い昏睡状態を経て徐々に意識を取り戻し、意識回復後の長いリハビリを経た2014年12月21日に改めて入籍・挙式されまた。

そんな御2人の様子が、実際に結婚式を行った式場のスタッフによって撮影され、のちに書籍化。フジテレビのドキュメンタリー番組『奇跡体験!アンビリバボー』で、2015年4月16日に放送され、2017年に映画化という流れになったようです。

映画は、2人の出会いから始まって、病気が発症し、いつ目覚めるか分からない昏睡状態にある麻衣さんと、深い愛情で看続けていく尚志さんを中心に進められていきます。

回復の見込みが感じられなくなると、麻衣さんのご両親は、尚志さんの人生を縛り続けてはいけないと「もう麻衣のことは忘れて欲しい」「君は家族ではない」と言って解き放とうとしたり…。或いは、昏睡状態から回復したものの、尚志さんの記憶だけが戻らない時、必死に思い出そうと苦しむ麻衣さんに対して、苦しませたくないと「もう、会いに来るのは止める」という決断をしたり…。観ていても切なくなる試練が多くありました。

ところが、後半で結婚式を挙げる予定だった式場の前を麻衣さんが通るところから、物語は急展開していきます。この辺からを、本当は一番書きたいところなのですが、やはり、実際に映画を観て感動し号泣して欲しいところなので、控えさせて頂きます。

こうした映画は、号泣しても良いかなという時に、気合を入れて観ていきますので、期待外れだったら本当に腹立たしくなってしまうのですが、予定通り号泣させて頂いて、今回のご紹介へと繋がりました。それにしても、こんな素晴らしい家族、恋愛、優しさ…あるんですよねぇ。良いお話でした。

余談ですが、ご興味を持たれた方は、こちらが公式サイトになっています。
映画『8年越しの花嫁~奇跡の実話~』

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