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真夏でも溶けて落ちないアイス!?食べましたか?

随分前の去年の話になりますが、ジェラートに続いてアイス繋がりという事で『溶けて落ちないアイス』という記事が朝日新聞に掲載されていた…その話をしたいと思います。

ご存知ですか?【ドライヤーを5分当てても溶けないアイス?】【40度でも3時間型崩れなし! 】中には、お椀にくまモン型のアイスを入れ、熱々のエスプレッソを注いでお風呂につかるアイスの話やユーチューブでも様々なものが見られるようになっています。このとんでもないアイス、開発されたのは金沢大学の名誉教授、太田先生。『アイスは溶ける』という常識を打ち破った、猛暑でもゆっくり食べられる不思議なアイスは、石川県・金沢市で生まれた「金座和(かなざわ)アイス」。

その溶けないアイスの謎はこうだそうです。
アイスクリームは3つの要素からできており、【牛乳やクリームの油脂分】【空気の泡】【氷の粒(氷晶)】の3つがうまく混ざった状態で作られているのだとか。ところが、温度が上がると氷の結晶が溶けて水になり、そのために空気の泡もつぶれ、脂肪分も一緒に溶けてしまう…これが、普通のアイスクリームが溶けてしまう理由なんだとか。

こうした溶け方を防ぐために、金座和アイスにはイチゴのエキスが入っています。氷の結晶が作られる前に加えることで、イチゴエキスに含まれるイチゴポリフェノールが、アイスの材料の中に含まれる水分と油脂分とを橋渡しして、水分と空気の細かな泡を油脂が膜状に取り囲む状態になります。この状態で凍らせると、温度が上がっても水は油脂分に取り囲まれているので溶け出してこず、「溶けないアイス」が実現されるというのです。

また、「金座和アイス」はイチゴエキスが"溶けない"性質を与えているものの、味はイチゴ以外に抹茶、マンゴーなどさまざまなバリエーションがあるそうで、食感は軽く、冷たさと甘さも強く感じないのであっさりと食べられるとか。ただし、美味しいと感じてもらう為に、口の中に入れた時に溶けるように人の体温に近い温度で溶けるように設計しているんだとか。凄い技術ですよね。気になる味についても、ごく僅かのイチゴエキスを加えるだけで充分働いてくれるようで、抹茶やチョコレート味を食べても影響はないようなのです。

ちなみに太田先生は、「溶けない」という性質を利用して、病気で衰弱された方、高齢者や幼児などゆっくりとしか食べられない人たち向けに、デザートを含む栄養補助食品を開発していきたいと思っておられるとか。単なる溶けない不思議なアイスではなくて、命を救う奇跡の食品なのかもしれませんね。昨年、朝日新聞で知った私は、依頼、食べてみたいと思いつつ1年を迎えようとしています。

今では金沢だけでなく大阪や関東でも食べられるようになってきていますし、ネットで購入する事もできるようになっています。珍しいもの好きな方、是非、ご賞味あれ~ということで、ちなみにネット販売はこちらから・・・
http://www.kanazawaice.shop/

余談ですが、金沢なのにくまモンなのは、材料の牛乳に阿蘇産のものを使うことで、復興支援のためのメニューなんだとか。とっても素敵な話じゃありませんか!!

さて、次回のブログパスワードですが…
古典的な暗号から字変四八の奥義【上杉謙信の暗号】と呼ばれるものに触れてみましょうか。これもネットで調べると自動的に直してくれるものがありますが、『あいうえお順』のものと『いろはにほへと』バージョンのものがあるようなので、ここでは古典らしく『いろはに…』の方で行きたいと思います。では、問題です。
『参四七参六弐七六』
答えは、そのままひらがなでと思ったのですが、ひらがなは受け付けられないので、小文字のローマ字に直してお願いしますね。

あっ、因みに前回のパスワードは
て次回パスワードの問題です。なり難しいかもしれませんがチャレンジしてみてください。何(ん)の動物かを念頭に文章を読み小文字の英語に直してお答えください。』…
さかな…従ってfishが答えでした。

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