NEW ENTRY

最新情報

謎の1000円硬貨・・・

明けましておめでとうございます…って、今更かい!?という感じですが、今年も宜しくお願いします。さてさて、昨年の12月17日のヤフーニュースから、ちょっと気になったお話。”「日本国 千円」と刻印された謎のメダル。その正体を探ってみたが、全く分からなかった。”というハフポスト日本版・安藤健二さんの記事を読まれた方は、いますか?

*****************************************************************
今、私の手元には「日本国 千円」と刻印されたメダルがある。まるで記念硬貨のような姿だが、財務省は「そんな硬貨は発行していない」と回答。あらゆる手段を講じて調べたが12月17日現在、このメダルを誰が何のために作ったのか、全く分かっていない。
この上は、博識な読者の皆さんのお力を借りるしかない。そう思って、この記事を書くことにした。もしこのメダルについて、何かご存じの方がいたら、筆者(kenji.ando@huffpost.jp)までご連絡ください。(ハフポスト日本版・安藤健二)
*****************************************************************

そんな書き出しで書かれた記事は・・・

① 「謎のメダル」を入手した人物に話を聞くと…メダルは2009年ごろ、都内のNPO法人で福祉関係の仕事をしていたときに入手したもので、高齢者が引っ越す際の家財整理をNPOが手伝った際に、大量の古銭が見つかり、本人から依頼されて古物商で換金したところ、どうしても引き取ってもらえなかったのが、そのコイン。そのままだと捨てることになりそうだったので、自分がもらったというのです。

② 正体が分からないまま、10年が経った。「昭和65年発行の1万円硬貨」という実在しないコインが使われた事件をTwitter上で知人と話していて「そういえばうちにも謎のメダルがあったな」と思って、写真を投稿した。「正体不明のものでもネット上の集合知で正体が解明できるのでは……」と思ったそうですが、全く手がかりはみつけられなかったとのこと…。

③硬貨詳細情報…「謎のメダル」は、500円玉より一回り大きいサイズをしているが、もっと金色っぽい。重量感があり、ずっしりしている。表面には、青森県の下北半島の上に、青森県の県鳥「ハクチョウ」らしき物が飛んでいる図案が描いてある。上部には「日本国」、下部には「千円」と刻印されており、年号はどこにも書かれていない。裏返すと、そこには石油コンビナートのようなコンテナや鉄塔が建ち並ぶ図案があり、その周囲に「むつ小川原国家石油備蓄基地開発記念」と刻印されている。

青森県内の石油基地に関するメダルのようで、これだけ手がかりがあれば、特定はすんなり行くかも……と筆者は思ったようですが・・・。関係各所に問い合わせても収穫ゼロ。まずは貨幣の発行を管轄する財務省や、メダルと関係がありそうな青森県などに聞いてみた。

④ 「日本で発行された貨幣ではありません。そのため、千円の価値がある貨幣として使用することはできません」(財務省・通貨企画調整室)・「青森県がこのようなメダルを発行した記録は見あたりません」(青森県・エネルギー開発振興課)・「他の方からも問い合わせをいただいてますが、弊社が発行したものでなく、これに関する記録も残っていません」(むつ小川原石油備蓄株式会社)

⑤メダルに記載された「むつ小川原」という文字。過去の新聞や雑誌を調べてみると、「むつ小川原開発」とは、青森県六ケ所村を中心とした地域に巨大石油コンビナートの建設を目指した国家プロジェクトだったことが分かった。・・・

・・・こんな感じで、まるで映画を観ているような展開で謎解きが進められていくのですが、この続きもとても面白い物でした。続きはこちらで・・・。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191217-00010007-huffpost-soci&p=1

ということで、続きは硬貨のお話になりますが、昨年、平成から令和に変わった事で、硬貨の発行枚数にも多少なりとも影響が出たはず。ということは、平成31年硬貨と令和元年硬貨は、それぞれ通常よりも高めの価値が生まれるはず・・・

まぁ、それでお金を稼ごうという訳でもありませんが、そんな希少な硬貨を手にしたら、とりあえず記念に持っていたくなるのが人の性分。とは言え・・・独立行政法人造幣局が平成31年の硬貨6種類を組み合わせた貨幣セットを販売し、人気が沸騰しているからと言って、それを買うほどでもないのですが、たまたま希少なものを手にしたら、何となく幸運な気がして持っていたくなる…そんな感じです。

実は、こうした硬貨や切手を保管するための専用ファイルがあるのですが、以前は普通に買えていたものが、今は需要が少ないのか、ネットで探して購入するようになっています。こうした物を集めるという習慣その物が、もう古いという事なのでしょうか・・・寂しくもあり・・・とは言え、ならば益々価値も上がるのではと”ほくそ笑んで”しまったり・・・

硬貨を手にしたら、何となく年号を見てみませんか?もしかしたら、ちょっとした小さな幸せを見つけられるかもしれませんよ?

こちら姉妹サイトも宜しくお願いします。