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名古屋の定番お土産ういろうにまつわる意外な事実と変わり種紹介

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お土産名古屋薬の逸話

名古屋銘菓ういろう

名古屋銘菓ういろうの意外な事実?

名古屋にはおもしろいものがたくさんあります。お土産選びにも一苦労されることでしょう。 そこで、この記事ではぜひ買っていただきたいお土産、名古屋銘菓のういろうに関するちょっとしたお話を紹介させていただきます。 知り合いや友人にういろうをお土産として渡す際、この記事で得た知識を披露すれば、きっとよい「ネタ」となるでしょう。

ういろうと名薬「外郎」

みなさまはういろうにどのようなイメージをお持ちでしょうか。「お餅のようなカラフルなお菓子」という印象が強いのではないのかと思います。 でも実はこのういろう、人間の健康にとってある意味欠かせないものだったのです。ういろうの名前の由来は「外郎(ういろう)」という薬であるとされています。この外郎は「透頂香(とうちんこう)」とも呼ばれ大変薬効の高い薬なのですが、いかんせんかなりの苦味がありました。その苦味を打ち消すために抱き合わせで売られたのが、このういろうなのです。外郎を飲んだ後でお菓子のういろうを食べれば、苦い思いをしなくて済むというわけですね。 今ではお茶菓子として愛されているういろうですが、かつては薬のデメリットをフォローするための名脇役であったのです。

歌舞伎「外郎売り」のこと

この外郎、歌舞伎の演目としても登場します。 その演目名はストレートに「外郎売」。仇討ちで有名な曽我兄弟の曽我五郎が外郎売に変装し、仇である工藤祐経(すけつね)を仕留める機会をうかがうといったもので、その劇中にある「拙者親方と申すは、御立会の内に御存知の御方も御座りましょうが~」からなる長台詞がよく知られています。 特に、アナウンサーや声優は練習として、この外郎売の台詞をすらすらと言えるよう訓練するのだそうです。 この外郎売の台詞は、プレゼン前にも使えます。緊張で舌が回りそうにないと不安になったのであれば、ういろうの力にすがってみるのもよいかもしれませんね。

名古屋でお菓子の「ういろう」を買うなら

このういろう、よりおいしいものを買うなら、どのようなお店がよいのでしょうか。 おすすめは、名古屋駅を中心に店舗を展開している青柳総本家です。老舗店舗が手掛けた青柳ういろうはとても色彩豊か。小豆ういろうや栗ういろうといった変わり種も楽しめます。 そのほかにも、名古屋にはユニークなういろうが目白押し。三色の彩りが楽しい大須ういろの「みいろ」に、餅文屋(もちぶんや)総本店のみずみずしさあふれる水ういろなど、バリエーションは豊富。変わり種ういろうをお土産に、知り合いや友人を驚かせてみましょう。

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