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今後に役立つ、マニュアルではない”生き方”

8月16日放送のカンブリア宮殿『体も心もリフレッシュ!大人のための癒しリゾート』の回、ご覧になられましたか? このカンブリア宮殿、私の大好きな番組の一つなのですが、毎回、話題となっている成功している企業のトップを招待し、村上龍さんが、その核となる部分を明らかにしていくという番組。30分で終わってしまうInnovative Tomorrowという番組とある意味似ているかもしれませんが、中身の濃さでは、やはり日経絡みのカンブリア宮殿の方が上かもしれません。

これから社会に出ていく人、社会に出て、今の自分に納得できていない人は、こうした企業トップの出てくる番組を見る事で、成功者…成功体験に触れていく事は、とても勉強になると思います。企業トップの考え方、思考のコアを知ることが出来るし、何より、在り来たりなマニュアルではない《生の生き方》を知る事ができ、成功した人が、どの様に成功を手にしたかを学ぶことができるのですから。

勿論、様々なタイプの人がいますから、こうした番組を見続けていると、自分の感覚とピッタリくる人もいれば、そうではない人もでてきます。だからこそ、見続ける事で色々な選択肢まで知る事が出来、自分の未来に繋がる生き方が見えてくるのではないかとも思えるのです。

今回の主役【時之栖(ときのすみか)】の庄司さんは、年間180万人が訪れる人気のテーマパーク「御殿場高原 時之栖(ときのすみか)」を運営する会社のトップに居られる方。残念ながら、私は行ったことがありませんが、コンセプトは、「大人のための癒しの空間」だそうです。

東京ドーム7つ分の広大な敷地の中に、タイプが選べるホテルやレストラン、富士山を望む温泉をはじめ、座禅や写経ができる禅堂や、金魚専門の水族館、夜には噴水ショーなど心を和ます仕掛けも多いとのこと。そんなテーマパークを含め、静岡県内を中心に、40以上ものレジャー施設を手がけているのが時之栖というわけです。創業者の庄司会長が目指すのは、「アトラクションで溢れかえった都会のテーマパークとは対極の空間」。

1939年に静岡県裾野市の農家に生まれた庄司さん。東京農大を卒業後、食の洋食化が進んでいた時代背景を汲み取り、肉の加工品の製造を手掛ける「米久食品」を起業します。生ハムを日本で初めて売り出すなど、「世の中にない新しい商品で、客に感動を」というコンセプトのもと成長し、1996年には東証一部に上場したほどの会社です。

そんな折、静岡県を地場とする大手スーパー「ヤオハン」が経営危機に陥ると、庄司さんは会社・個人の双方で同社を支援しますが、結局倒産し、自身の自社株を売却して「米久食品」への損失を補填し、責任をとって米久を去っていくのです。なんか地元愛を強く感じ、とても格好良く、庄司さんの素敵さが良く分かるエピソードでもあります。

この一件は、残念な結果に終わりましたが、周囲からは「最後まで逃げない人」と信用を得ることにつながったのです。それは20年経った今でも変わらず、庄司会長のもとには静岡県内の傾きかけた企業や地域の公的な施設から頻繁に再建の相談が来るほどになっています。

「御殿場高原 時之栖」は、70代を中心としたシニア世代の従業員が一役買っており、そうした人たちの"マニュアル"にはない気遣いやアイデアが、客の心をつかんでいるとのこと。そんな時之栖の庄司会長も79歳。日頃から施設内をくまなく歩き、何が喜ばれるか日々考えているそうです。

いつもの村上龍さんの編集後記では、この様に書かれていました。
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収録冒頭、「極楽ってあると思いますか」そう聞かれて返答に困った。「この世の、極楽という意味ですね」という結論に落ち着いた。ただ、地獄にはさまざまな恐ろしいイメージがあるが、極楽を想像するのはむずかしい。庄司さんは、年少時、自分を転ばせた石を金槌で割るような、負けず嫌いだった。生ハム、地ビール、サッカー場、そして納骨堂、誰も考えつかないことを実現してきた。ひょっとしたら「極楽」とは、場所ではなく、「生きる姿勢」かも知れない。「時之栖」は、人々がそれに気づくために作られたのかも知れない。
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番組の中で村上龍さんに、『人を見る目』について聞かれると庄司さんは、こんな風に応えておられました。
『好きか嫌いか、良い人か悪い人か、信頼できるかできないか』…判断はいたってシンプルなんだと。私もこれまで何度か転職をしてきており、千人以上の面接をしてきましたが、基本的には同じです。色々な資格を持つ人や、過去の自慢話をアピールする人もいますが、最終的には、”私が”【好きか嫌いか】が、人を見分ける重要な部分になっていると思います。

だから対面する人に好かれるようにするのではなくて、【無理のない自然体で、素直に自分を表現できること。】【活き活きとしていて情熱が感じられる事】が、人の心を引き付ける魅力になっている気がします。ありのままの自分を買ってくれない所になんて、そもそも行く必要ないではありませんか。庄司さんも番組の中でこんな事を言われていました。「米久時代に自分の会社にコビ売って、よく見せようとする営業が嫌だった」と。「自分らしくない生き方」を続けていると、自分らしさを見失ってしまう気がしませんか?

庄司さんは、こんな事も言われていました。「困っている人がいると放っておけない。若者を応援するのが大好きだ。」と。また、「年を取っていく自分に元気を与えるのは『あれをやろう、これをやろうという希望があること』だと。村上龍さんが話されたくだり・・・
『「極楽」とは、場所ではなく、「生きる姿勢」かも知れない。「時之栖」は、人々がそれに気づくために作られたのかも知れない。』・・・私は、まだ「時之栖」に行ったことがありませんが、元気なうちに一度は行ってみたい…そう思ったのでありました。

さてさて、次回のブログ暗号ですが【fipmij】。ヒントは【Aprilシーザー】としましょうか。毎回暗号にチャレンジしてこられた方なら、このヒントで充分ですよね。分からない方は、次の次の回に回答が出ますので、そちらでご確認下さい。ではでは。

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