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素敵な生活が実現できる「北欧、暮らしの道具店」

先日4月13日に放送されたカンブリア宮殿【北欧、暮らしの道具店】の回ご覧になりましたか? 今回は、生活が素敵になる!“北欧”ECサイトがオリジナルドラマを作る謎を追っていました。

大手ECサイトがセールを連発することで購入を促している中、客をガッチリと掴み、値引きに頼らずに商品を売っているECサイトが「北欧、暮らしの道具店」というお店。

部屋が素敵になるシンプルで便利な商品を販売し、年間購買者数は18万人以上。スマホアプリは260万ダウンロードを突破しているということ。

客をつかむ最大の理由は、ECサイトとは思えないコンテンツを駆使した世界観づくり。生活スタイルに関するコラムなど様々な読み物を月間80本も掲載する一方、朝のルーティン紹介に美味しいレシピなど自社制作の動画も毎週のようにアップ。

なんとYouTubeのチャンネル登録者も50万人を超えているんだとか。さらに2018年には「青葉家のテーブル」というドラマ動画も制作し、再生回数は800万回を超えているとか。そんな独自の発信がサイトのファンを増やし、「欲しい」という気持ちにさせているので、当然、この番組を見た私の家内も耳をダンボにして聞き始める始末。物が売れる物語がそこにはありました。

「北欧、暮らしの道具店」を運営するのはクラシコム。兄である社長の青木と妹で取締役の佐藤が作り上げてきたものです。当初、不動産関連のWEBサービスとして創業するも全くうまくいかず、運転資金のそこが見えてくると、創業の翌年に「最後の社員旅行」として兄妹で北欧を旅行。

ところが旅行に行く途中で冷静さが見えてくると、わざわざスウェーデンに行くんだから、交通費を取り戻すべくクレジットカードの利用限度額目一杯で雑貨の買い付け。戻ってネットで販売すると、あっという間に売り切れたため、「北欧、暮らしの道具店」開業を思いついたのだとか。

兄の経営術と妹の感性でファンを広げてきた異色の“二人三脚経営”・・・なかなかユニークでしたが、商品にコメントを加えることで物語が生まれ、そうすることで自分が使うことのイメージができるようになっていきます。

社員にしても、自社のメディアで応募をかけることで、殆どが自社商品のファンだった人たちで構成される会社へ。お客様の意見を聞きながら、今の自分たちの動き方が合っているかを確認しながら進んでいるのも今の時代には大切な取り組みでした。

いつもの村上龍の編集後記には、こんな事が書かれていました。

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佐藤さんは夫の出張で行ったスウェーデンで、北欧の働き方やライフスタイルに感動し、転機となる。次に兄と北欧へ行き、当時日本でも流行していたビンテージ食器をECで販売するという案を思いつく。「北欧、暮らしの道具店」の出発点。資本金800万円の会社で、店をスタートしたときに残り180万円に。コンテンツが勝負だったが、当初そんな意識はなかった。物語にファンがついた。ネットでは、みんな物語を求めているが、偽物はすぐにバレる。リアルな物語を、北欧への感動をベースに作ったから成功した。

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番組を見終わって、スマホの苦手な家内は、自分からサイトを検索しダウンロードしていましたよ(笑)

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