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こんな働き方を多様化させる会社がお薦めです

5月21日放送のInnovative Tomorrow サイボウズ代表取締役社長 青野慶久さんの回、見ましたか?働き方を多様化させるのに一石を投じたイノベーターとも言える青野さん、なかなか凄い会社を作っていました。

元パナソニックに勤めていた青野さんは、新人時代に先輩の手伝いをしたくても情報共有が出来ていなくて何をどう手伝えばよいのか分かりませんでした。言われたことや書き残してあることを一々確認して伝える中で、効率の悪さを体感し、伝言メモが嫌で、「世の中のホワイトボードをWebに」と考えて「チームで情報を共有するグループウェアを提供するサイボウズを生み出していったのです。

グループウェアで圧倒的なシェアを誇る会社となったサイボウズですが、パックンが「でも、情報共有のせいで仕事をサボれなくなったのでは?」と尋ねると、働き方の多様化を実現できるようになったと話す青野さん。

出社時間や日にちも自分で決められるセルフマネージャメントが登場してくると、それと引き換えに現代の働き方に必要になってきたことが、「個人の自律ができないと、仕事とプライベートの分かれ目が曖昧になる」ということ。そこでサイボウズでは「自己主張する事を義務化」したそうです。

サイボウズにはランチミーティングというものがあって、社長のスケジュールがオープンなおかげで、社長のスケジュールが空いていれば、直談判も勝手に社員がセッティングできるというのです。

徹夜が当たり前だったという当初は、離職率が高くて28%。教育に時間がさかれて効率が悪かった為、離職率を下げるための働き方改革を始めたのです。社員一人一人のわがままを聞いて、今は離職率は5%。わがままが会社の利益に繋がっていったのです。副業も認めていますが、農業を共有していくの中で、本業に新たな展開を産みだしはじめているケースもあるとか。

わがままを生かし個を大切にしている会社ですが、必ず守ってもらいたいことがありました。それは、会社の目標に向かって働くというベース。目標が一つであればブレがないというのです。「働き方は自由・ただし目標だけは共有」ということなのです。青野さんが掲げるのは「個とチームの両立」。一律的なやり方をやめて多様化を進め、個性を石垣のように組み合わせる社会にしていくことが今後の望ましい働き方ではないかと言うのです。

そんな青野さんの思考のコアは・・・
毎日自分に問いかけるのは「貴方は今真剣ですか?命をかけて勝負していますか?真剣で在るかどうか?」とのこと。ダメなときはゆっくり考えて問いに答えるそうですが、「ハイと答えられなくなったら辞めるのかな?」とも話されていました。働き方改革の先頭を走っているようなサイボウズ。これからは、こんな会社がお薦めなのでしょうねぇ。

※パスワードの保護を解除しました。前回出題の暗号問題回答は、次のブログに掲載しています。

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